2010年06月26日
「ニイナとオジィの戦世」レポート1
幕開けから観客を集中させる、印象的な演出
幕が上がって、ほんの数秒で、観客を不安に陥れた。
「ん?何?」「あれ?どうしだんだろう」・・・・・「おーい。大丈夫か?」
観客の心の声が聞こえてきそうだ。
否応なしに舞台に集中させられる観客。
ざわめきの中で、こそーっと始まっている物語に気づき、引き込まれる。
このオープニングは、舞台を観終わったあと、もう一度見るとさらに感慨深いものになるはずだ。
舞台は1回公演なので、多くの人がそれを体験できないのが残念でならない。
改めて画像を見なおしてみると、この演出にちりばめられた様々なメッセージを拾い集めることができる。
賑やかな町でも、仲間がいても、押し寄せてくる孤独感。浮遊感。
大人には到底理解できない、若者特有の圧倒的な絶望感。
戦争がなければ平和なのか。戦争がなければ幸せなのか。
自分だって、沖縄戦で過酷で悲惨な戦場を逃げ惑っていたのかもしれない。
戦争で散ったたくさんの命は、めぐりめぐって今を生きているのかもしれない。
感じるメッセージは人それぞれ。
とにかく、カッコいいだけではないオープニングだったことは確かだ。
幕が上がって、ほんの数秒で、観客を不安に陥れた。
「ん?何?」「あれ?どうしだんだろう」・・・・・「おーい。大丈夫か?」
観客の心の声が聞こえてきそうだ。
否応なしに舞台に集中させられる観客。
ざわめきの中で、こそーっと始まっている物語に気づき、引き込まれる。
このオープニングは、舞台を観終わったあと、もう一度見るとさらに感慨深いものになるはずだ。
舞台は1回公演なので、多くの人がそれを体験できないのが残念でならない。
改めて画像を見なおしてみると、この演出にちりばめられた様々なメッセージを拾い集めることができる。
賑やかな町でも、仲間がいても、押し寄せてくる孤独感。浮遊感。
大人には到底理解できない、若者特有の圧倒的な絶望感。
戦争がなければ平和なのか。戦争がなければ幸せなのか。
自分だって、沖縄戦で過酷で悲惨な戦場を逃げ惑っていたのかもしれない。
戦争で散ったたくさんの命は、めぐりめぐって今を生きているのかもしれない。
感じるメッセージは人それぞれ。
とにかく、カッコいいだけではないオープニングだったことは確かだ。
Posted by miyuki kakinohana at 11:51│Comments(0)
│公演レポート
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